2017.02.25 Saturday

フリッパーズ聴いてた頃は自然派ワインなんて知らなかったな〜

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    小沢健二新譜を聴いた!

    高校時代聴いたフリッパーズギターは何ともおしゃれで

    癒し系ミュージックでありましたが、

    昔とあまり変わらないオザケンの歌声を聴き、

    あ〜俺は自然派ワイン飲む大人になったな〜

    と感じる今日であります。

     

    万能な味覚なんてあり得ないわけで、

    普段飲みなれた味わいこそが一番安心で美味しく感じてしまう

    こともよく分かっておりますが、

    慣れって怖いもので案外ほんのちょっとの時間を費やせば、

    新しいモノへ順応してしまうこともあります。

     

    うわー苦手〜的な自然派ワインも正直ありまして、

    そのあたりは見なかったことにして今のところスルーしておりますが、

    現在、当店で扱う自然派ワインは、

    個性的な中にも、なるべく素直な果実味、甘味、酸味、渋味、苦味、

    を感じられるものを求めて仕入しております!

    もちろん、その素直さのなかにも幅がありますが…

     

     

    “Pechigo ぺチゴ Mauzac demi-sec 2002 モーザック・ドゥミ・セック 白”

    ドメーヌ・シルヴァン・ソー/ラングドック  2,800円税込

     

    晩熟型と言われる品種モーザックの白ワインです。

    もちろん、インポーターからはすごくいいですと薦められたワインですが、

    ボトルからの情報もインポーターからの資料もとても少なく、

    開けて飲むまでどんなワインだか想像もつきませんでしたが、

    飲んでびっくりの感動的なワインでした。

    ドゥミ・セックと言うのだから、甘いのだろうとは思っておりましたが、

    ドライフルーツの様な、焼きリンゴの様な、メイプルシロップの様な凝縮感、

    見た目ブランデーの様ですが、フレーバーもブランデーの様であり、

    またシェリーのアモンティリャードの様なニュアンスもあります。

    アルコール度数を見るとなんと15%!

    官能的な甘味、ナッツの様な芳ばしさ、分厚い飲み応え、

    この価格あたりでこのワインはお買い得なのでは…

    甘いタレの焼き鳥や、燻製、デザートに合いそうであります。

     

     

    “Coll del Nino 2015 コル・デル・ニーニョ ガルナッチャ・ティント 赤”

    Mendall メンダル スペイン タラゴナ   2,980円税込

     

    インポーターさんに「アンフォラワインですよ」と言われ、

    はぁ、なんですかぁ?と聞き返しましたが、

    大きな壷のような容器で熟成させたワインであります。

    いわゆる古式の熟成方法であるようです。

    なんとも濃厚でピュアな果実味、そして甘味。

    ブドウジュースの様な滑らかな喉の通り、

    ほんのちょっとのガス感が残っており、

    爽快な口当たり、

    果実の甘みに対してバランス良い酸があり、

    すっきりした後味が印象的であります。

    アルコール度数12.5%とやや軽めで

    クイクイ飲めちゃうあぶないワイン。

     

    “Barbera Laura バルベーラ ラウラ”

    プリンチピアーノ・フェルディナンド イタリア ピエモンテ

    2,500円税込

     

    やや薄めの色調だが、複雑でのびやかな風味をたたえ、

    テクスチュアが柔らかくて、バランスとのど越しがよく、

    とてもこなれたバルベーラであります。

    そもそもバルベーラは親しみやすい果実味や少ないタンニン、

    ジューシーな酸が特徴で普段飲みに適した、

    食事と合わせやすいワインであります。

    上品な樽の風味が心地よいです。

    伸びるような酸は感じませんが、

    バランスは抜群なので使い勝手の良いワインだと感じます。

     

    “Grenache グルナッシュ2014”

    シャトー・ラ・バロンヌ×ブルノ・デシェン ラングドック

    2,800円税込

    インポーターさんの話によると、シャトー・ラ・バロンヌの作る

    グルナッシュは非常に品質がよく良質であるのですが、

    ワインがなかなか売れないとのことで、

    グルナッシュのワイン造りで売れっ子の友達、

    ブルノ氏に醸造をお願いして出来たワインがこちらであります。

    なんとも艶のある綺麗な色のワインは、

    瑞々しい果実味、程よいタンニン、なかなかスパイシーで

    ほろ苦さと酸が入り混じります。

    SO2無添加仕上げ。

    長熟しそうなワインであり、楽しみであります。

    ラベルがピンクでかわいい奴です!

     

    Fou du Roi フ デュ ロア

    Le Temps Des Cerises ルトン デ スリーズ ラングドック

     

    何とも思想ありげな革命系ラベル。

    ラベルの由来や名前の由来はいろいろあるようですが、

    そこは今回置いといて、

    グルナッシュ、カリニャン、サンソーからなるこのワインは、

    最近のヴァンナチュールでは有名なワインであります。

    自然派らしい薄い液体でありますが、

    しっかり甘い果実の香りが漂います。

    飲めばやはり軽快でスムーズな飲み心地、

    資料によりますと平均樹齢60年の畑は標高250mの場所、

    冷涼さがまじり軽やかさにつながっている模様。

    軽快でありますが、なかなか密度のある旨味や甘味があり、

    やはり感想は美味しいの一言であります。

    この手の薄めのワインはじっくり飲むと

    意外と深い味わが出てきて楽しいワインであります。

    抜栓後、2日目まで残して飲みましたが、

    問題なくより果実味が増したようで美味しかったです。

     

    ワイン飲みながら、フリッパーズギター聴こうと

    思う今夜であります。

     

    当店ホームページ↓↓

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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